温水式床暖房は、放熱パネルに性能差が歴然です。

【1990年】 超高性能で耐久年数が長い『銅パネルシームレス銅パイプ床暖房』を開発実用化
温水式の床暖房パネルを開発しようと思ったのは、床暖房の超快適性を実体験し、省エネ性に非常に優れて、健康に抜群の効果を実感できたからです。

 このように優れた環境機能を持つ温水式床暖房の欠点は、当時独占的に販売されていた、あるメーカーの温水パネルは、温水パネルの銅管継手から液漏れ事故がかなり少なくない状態でした。
 また、価格面においても床暖房システム全体では高額となるため、何とか安くつくる方法があればと思っていました。
 最初に考えたのが、架橋ポリエチレンパイプで配管しコンクリートを打ち込むタイプでしたが、性能面ではかなり良かったのですが、木造住宅には施工上相性が悪く、床の施工性や仕上げ材もイマイチでした。

 次に考案したのが、銅パイプをU字型にしてコンパネ(合板)と発泡ポリスチレンの断熱材に銅パイプを押し込んで、鉄板を放熱板に貼り付けた「根太間パネル」でした。この温水パネルは木造建築には施工性はよかったものの、銅パイプの接合にかなりの技術が必要でした。

 そうこうしている内に、銅パイプをシームレス状態で何とか配管できれば誰でも簡単に施工できるのではないかと常々考えるようになりました。それを可能にするのには、これまでの放熱板を銅パイプの上にかぶせるのではなく、放熱板に銅パイプを押し込める溝をつける方法がひらめいたのです。

 放熱板は鉄板でなければならないという固定観念がありましたが、2本の溝(温水パイプ用)を付けるのに銅板を使えば手加工でもできるのではないかと考えました。また銅板は鉄板のサビ問題が無く耐久性が長いと考え、放熱板は迷わず銅板に決定しました。
 W255mm×L455mmの銅板に直径10mm×2本の溝を付けるのに、何と2tトラックの油圧ジャッキと鋼材+磨き丸棒など組み合わせで、自作の手動式プレス機をつくりました。
 この特製手動式プレス機での銅板を加工するのは、仕事が終わったあと毎晩手押しポンプの油圧ジャッキで、数十枚単位で銅板パネルをつくり続けました。ようやく最初の現場施工ができた時はピカピカに輝く銅パネルと銅パイプのきれいさに感無量でした。

 とにかく施工性については素早くでき、作業効率は目を見張るものがありました。また銅パイプがシームレスなので液漏れが絶対無いと確信できたのです。
放熱板に銅板を選定した理由の一つに耐久性の長さがあります。「もし自分の家だったら、長持ちする良い材料を使いたい」そんな基本理念が鉄板より価格の高い銅板を選ぶ事になったと思います。

 そして予期せぬ出来事がおきました。それは床暖パネルの暖房性能の違いです。銅板は、鉄板に比較して、熱伝導率が約5倍近くもあり、他社の床暖パネルと比較して性能面でダントツの差が生じたのです。

 -20℃前後も気温が下がる長野県軽井沢町などでも、床暖房だけで、補助ヒーターなしの生活が可能です。群馬県北部にお住まいのYさんは、外気温が-10℃前後も下がる中、床暖温水温度30℃の超低温で、室内温度16~18℃の超省エネ・超快適な生活を実践しています。

 一見どこのメーカーも同じように見えてしまう温水式床暖房にも、性能面や耐久性に大きな違いがあることを理解していないと、思わぬ事態を招いてしまう事にもなりかねません。

 京都議定書の発効を受け、地球温暖化防止の国民運動『チームマイナス6%』が展開されています。
 ノーネクタイが流行した、夏の「クールビズ」は室内温度28℃を推奨。冬の「ウォームビズ」は室内温度20℃を推奨しています。

 室内温度が低くても輻射熱(太陽から地球に届く熱エネルギーの75%は輻射熱=空気を暖めないで地上に届く熱エネルギー)による床暖房は、16~18℃(16℃は春先の温度、チョット動けば暑いくらい)程度でものすごく快適に過せます。

 空気を直接暖める石油・ガスストーブやエアコン・ビル空調などは、室内温度を高めに設定しても人がいない天井付近が暑くなり、典型的なエネルギーロス型の暖房です。
 床暖房は『ウォームビズ』ができ易い暖房システムです。健康・快適・省エネにすごしてCO2を減らす生活が可能です。

○ 温水式床暖房パネルを独自開発
・ 銅板と鉄板の熱伝導差が約5倍。暖房性能も約5倍の性能差
・ シームレス銅配管による漏水事故の減少
・ 耐久年数の大幅延長
・ 100%自然素材によるリサイクル製品
・ 簡単に施工できるため、コスト削減
 『銅パネル・シームレス銅パイプ床暖房』は、【2002年】にさらに改良を加え、誰でも簡単に施工配管ができるように改善。100%自然素材を使うため、健康と地球に優しいリサイクル製品です。
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by hokushin-f | 2006-01-08 18:13
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