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秋は駆け足でやってきて、もうすぐ暖房をしなければならない冬が・・・

 奥様は寒がりとの事ですが、床暖房は快適で省エネな生活を楽しめます。

 何故快適なのか…?
 冬10~15℃の気温で、日のあたる場所にいるのと、日に当たらない場所にいるのでは、寒さが全く違うのを体験できると思います。

 何故でしょう…?
 太陽から地上に届く熱エネルギーの75%は「輻射熱」です。この輻射熱は空気を暖めずに物質に衝突した時、初めて発熱する特異な性質を持っています。
 夏の気温が33℃で、屋根材や車のボディーは、何と75~78℃まで上昇します。人間も自然界の一つの物質に過ぎませんから、太陽に直接当たるともの凄く熱くなります。しかし、日陰に入って輻射熱をさえぎると涼しくなるのです。

 日向ぼっこは何故暖かいのか…? 

 太陽から来る輻射熱が身体に当たって発熱するため、気温が低くても暖かいのです。
 床暖房は、床下の放熱パネルから出る熱エネルギーの90%前後が輻射熱です。この輻射熱はすぐ上にある床材に衝突して発熱するため、床が暖かくなるのです。床材から出る熱も輻射熱であるため、空気を全く暖めないで、天井や壁に衝突した時発熱し、これらの材料から出る熱も輻射熱です。

 空気を暖める暖房器具は、エアコンやファンヒーターがありますが、空気は温まると比重が軽くなるため、上昇してしまいます。
 熱くなった天井付近の空気は天井材を暖めます。暖められた天井材から出てくるのが輻射熱です。空気暖房で快適感がなかなかでないのは、輻射熱が出るまでもの凄く時間がかかるからです。

 床暖房に慣れていない人は、最初の冬は室内温度が20℃で暮らしてみてください。Tシャツの生活ができます。
 2年目は、18度にしてみてください。床暖房の低温に身体がなれると思います。
 3年目は、16度に挑戦してみてください。ちょうど春先の気温となります。セーターや上着を一枚重ねると、石油ファンヒーターの半分程度の燃費となり超省エネな生活ができます。

 関東から九州までの断熱区域3地区の比較的温暖な所でも、11月~4月までの半年間に及ぶ暖房期間があるのではないでしょうか…?
 私ももの凄い寒がりです。でも自宅や事務所は床暖房であるため、省エネで、全く冬を感じない生活をしています。
 是非弊社まで、室内空気環境の違いと床暖房の快適さの体験にお出かけ下さい。
by hokushin-f | 2006-10-19 22:47
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