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「空気断熱工法研究会」 会員募集中


同研究会は、「建築物の外皮による空調負荷削減技術」を・空気の断熱保温特性・高速に移動する空気の冷却特性・空気の輻射熱による発熱抑止の3つの空気特性による、環境技術ついての研究勉強会として、より多くの方々の参加をお待ちしております。

「建築物の外皮による空調負荷削減技術」は、低炭素社会を構築するための緊急課題です。殆どの建築物の外皮の断熱保温に応用できる「空気断熱工法」は、普段は身近すぎてあまり気にかけていない空気の特性を活かす技術です。
地球上に存在する物質から生命まで、全てに公平に与えられる空気の特質を活かすことによって、資源の浪費やエネルギーの消費を大幅に減少させる技術です。その結果、CO2削減とヒートアイランド現象の抑止に即効的な効果を発揮することができます。

また、「耐震気密エアパネル」を用いての「空気断熱工法」に、床・壁・天井材の自然素材の組み合わせによって、室内空気環境が自然(森林)にほぼ近い空気環境が生まれます。
これまでの断熱材や気密シートなどの建築資材は、化学物質による揮発性有機化合物=VOCからの人体への影響を伴い、化学物質過敏症(シックハウス症候群)や喘息・アトピー性皮膚炎の増加など、化学物質文明による、私たちが経験し得ななかった新たな病気に遭遇しています。この様な状況の改善に「空気断熱工法」は、室内環境を空気の質から変えることができます。

さらに、「耐震気密エアパネル」は、在来軸組み工法の経年変化と共に起き得る「建物の傾き現象」や、「耐震能力の不足」が、同耐震対策費用を全くかけることなく改善できます。
在来軸組み構造体の各壁厚内に挿入される、同パネルの四面小口が柱間や土台、桁など軸組み構造体に接触し、この四面小口が構造体を支えるため、地震に強いと言われるツーバイフォー工法の、2.5倍前後の耐震性能を発揮できると想定されています。これまでの度重なる地震の耐震強化に、耐震構造費用を新たに負担することなく強化できるのは、「耐震気密エアパネル」による「空気断熱工法」の見えにくい「縁の下の力持ち」的存在の技術です。

≪断熱材を使わなければ断熱できない…この発想を根本から覆した「コロンブスの卵」的な発想であり、断熱材についての認識を根底から見直すべく重要な研究勉強会です≫

参加対象者と主な課題研究
①空気断熱工法の「耐震気密エアパネル」の家についてノウハウを知りたい方
これから家をつくりたい方を始め、環境や省エネについて興味の持つ、全ての方に空気断熱工法のノウハウを公開いたします。
②空気断熱工法の「森林浴のできる家」とは、どんな家なのかと思う方
化学物質過敏症や喘息・アトピー性皮膚炎などに危機感を感じ、癒しや精神安定効果が活かされる室内空気環境の根本的違いなど、空気の質の違いを実感できます。
③空気断熱工法の「耐震気密エアパネル」を使って、住宅販売の強化を希望の方
断熱材を全く使わないで、高性能な保温断熱と夏期における蓄熱現象が抑止できるほか、在来工法の耐震能力を強化できるなど… さらに、販売ノウハウのついて研究。
④空気断熱工法の「耐震気密エアパネル」の製作に興味のある方
間伐材の有効利用と「耐震気密エアパネル」の製作による新規事業立ち上げ、林業関係の地域活性化や地場工務店の営業支援など。
⑤空気断熱工法の「耐震気密エアパネル」普及によって、低炭素社会構築の早急実現へのための補助事業対策申請などに見識のある方
同研究会の「耐震気密エアパネル」に対して、「CO2削減権」「間伐材利用による林業の活性化対策」「地域の振興」などに有効活用できる補助対策事業の研究。

 参加メンバーの研究勉強会の得意分野へと方向性を区分けすることもできます。
 会員資格
CO2削減や低炭素社会構築、環境共生住宅や建築物の室内空気環境に興味のある人は、誰でも参加ができます。
・自然環境に近い室内空気環境に興味を持つ人や住みたい人
・森林組合 製材業 プレカット工場 林業関係者
・工務店 建設業 建材業 設計事務所 建設関連業者
・地球温暖化問題に携わっている人 大学関係者 所轄官庁 

空気断熱工法と自然素材で「森林浴のできる家」
「建築物の外皮による空調負荷削減技術」
室内の温度調整をより省エネにコントロールするためには、外壁や屋根(天井)の断熱保温性能が、その役目を担います。したがって、外壁や屋根構造=第3の皮膚に値します。
この第3の皮膚の性能が、年間の冷暖房費に直結いたします。
第3の皮膚が化学物質の断熱材や気密シートの構造につくられていたら、冬の暖房費は省エネとなりますが、夏は断熱材の蓄熱現象により、冷房コストは増大いたします。

第3の皮膚(建物の外皮)は、空気断熱と自然素材を組み合わせることによって、異次元の自然がもたらす快適を実証できる。
≪五感が教えてくれる自然≫
第1の皮膚=肌
我々の肌は、空気中の湿度や気温に敏感に反応します。
肌=皮膚は、空気中の湿度と「平衡含水率」を維持しようとするため、乾燥肌やしっとり肌の現象が実感できます。生物を始め、植物や鉱物の水を含むことのできる全ての物質は、空気中の湿度と常時バランスを取ろうとしている状態が平衡含水率です。

第2の皮膚=肌着や衣類
特に肌着は皮膚と接触するため、綿や絹などの自然素材が、より快適感を実感できる。
化学繊維は、調湿作用=「平衡含水率」の機能を持っていないため、自然素材である皮膚との適性にかけてしまい肌になじまない。

第3の皮膚=住宅や建築物の外壁や屋根に相当する。
化学系の断熱材や気密シートを用いた「高気密高断熱住宅」では、室内空気環境が人工的環境となってしまう。
気密性や断熱性能を重視した結果、室内の空気の質が極端に悪くなってしまいます。
空気断熱の空気は自然素材であり、空気の特性を利用することによって、室内空気質は、森林に近い空気環境となります。

第3の皮膚(建物の外皮)「空気断熱の家」
 私たちの暮らしている環境を「皮膚」で表現すると3つの皮膚に別けることができます。第3の皮膚(建物の外皮)は室内空気環境に大きな影響を与えます。

第1の皮膚=肌
 私たちの肌(皮膚)は、空気中の湿度や気温に敏感に反応しています。乾燥肌やしっとりは肌といった現象は、肌が空気中の湿度と「平衡含水率」を維持しようとするために起きる現象です。

第2の皮膚=肌着や衣類
 特に肌着は皮膚と接触するため、化学繊維の肌着より、綿や絹などの自然素材の方が、より快適感を実感することができます。化学繊維は、調湿作用=「平衡含水率」の機能を持っていないため、自然素材そのものである、肌=皮膚との適性にかけてしまい、皮膚は拒絶反応を示します。

第3の皮膚=住宅や建築物の屋根や外壁
 現在の住宅は第3の皮膚(建物の外皮)の重要性が無視されている。化学物質の断熱材や気密シートは「高気密高断熱住宅」をつくることはできるが、人体の自然力に適応できる室内空気環境はつくることができない。

北辰住宅の第3の皮膚=「空気断熱工法」
 空気の保温断熱性能と、3層の空気を保持する自然素材の仕切り板から「空気断熱工法」=第3の皮膚(建物の外皮)を形成できます。この工法から、森林に近い空気環境が生れ、さらに高性能な省エネが両立できる、世界で唯一の自然により近い省エネの住空間を創造します。
「空気断熱工法」とは、空気の熱伝導率の低さを応用することによって断熱保温する画期的な断熱工法です。さらに空気は輻射熱による発熱が無く、夏の焼けこみ=蓄熱現象を抑止します。これまでの「高気密高断熱住宅」とは次元の違う、人と環境に負荷を与えない次世代の環境省エネ技術です。
気温(空気)が33℃になると屋根材や壁面は、75~78℃まで上昇します。断熱材も輻射熱による発熱現象が起こるため「高気密高断熱住宅」は、夏期においてエアコンが必需品となり、ヒートアイランド現象を加速させる要因となっています。
 「空気断熱工法」は、空気の特性を応用し、断熱保温と冷却の相反する環境性能を発揮させ、自然素材の空気仕切り材を使うことにより、森林に近い空気環境が生まれます。しかも、資源やエネルギーが不要となるため、CO2削減にも大いに貢献できます。「森林浴のできる家」の住まいは「空気断熱工法」で健康・省エネ・高耐久住宅を実現します。
by hokushin-f | 2007-09-27 17:54
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