「優秀技術賞」の受賞  新建新聞社記事掲載です。

 ㈶中小企業異業種交流財団などが主催する全国異業種交流・連携フェアが2月26~7日に開かれ、このなかで北辰住宅技研㈱(群馬県高崎市・飯塚敏夫社長電027・364・1141)が開発した「建築物の空気断熱工法」が優秀技術賞を受賞した。
 世界初の試みを実用化した「空気断熱工法」は断熱材を一切使わず、建築躯体内に3つの空気層をつくることで、冬の建物外皮の保温断熱と夏の外皮冷却の相反する機能を実現し、すでに外壁と屋根を組み合わせ省エネ効果が実証されている。
 壁構造の場合、外壁材、木繊維断熱ボード、構造用合板、内壁(ラスボード+漆喰・桐板など)の4枚仕切板構造。ここに外壁側から、可変空気層(30㎜厚)、密閉空気層(18㎜厚)、壁内空気層(78㎜厚)の空隙がある。㈶建材試験センターの試験では、この仕様で熱貫流率0・81W/(㎡・K)と測定され「断熱地域区分Ⅱ」を上回る性能が認定された。
3層のうち最外皮の可変空気層を、壁と屋根で一体化させ、高速で移動させる事で、気温上昇が著しい内陸部の夏期において、エアコンなしの生活も可能にしている。
また「耐震気密エアパネル」及び「空冷屋根パネル」を適切に施工することで、気密シートなしでも隙間相当面積3・5~4・5cm2/㎡が可能としている。

環境負荷を与えず「自給率100%」の資源が無料で有効に使える。
 飯塚社長は「誰もが平等に恩恵を受けられる空気という自然素材を活用して断熱保温・輻射熱の発熱抑止・空気の冷却性能など、さらに室内空気環境が生態の必要とする空気質に生れ変わるなど、様々な自然的な機能が活かされている。これまで多用されてきた化学物質を極力排除し、住む人に優しく、自然の性能をそのまま活かした住宅を広く知ってもらうきっかけになれば」と受賞の喜びを語っている。
 同社では今回の受賞が地球温暖化抑止に貢献できる技術として認知されたとして、「空気断熱工法」と自然素材の内装材を組み合わせた「森林浴のできる家」の全国フランチャイズ展開を今年4月から本格始動する。
その他「CO2削減権取得事業」も海外の精密機器製造工場に絞込み「空気断熱工法」の採用普及から、世界への認知確立を視野に入れているという。
[PR]
by hokushin-f | 2008-03-21 21:37
<< 空気は「自給率100%」の自然素材 2008 全国異業種交流・連携... >>