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社員会議

8月11日のブログで、協力業者会議の紹介の時、月末が大工会議と、第一金曜日は社員会議ですと書きましたので、その一部を紹介したいと思います。

9月2日18時30分、大工職や基礎工事担当社員が現場から展示場に集まってきました。現場作業が終わってからの集まりであり、そして9月に入っても湿気が多い、かなり暑い一日の中、本当にご苦労様です。

現場の社員は月末の大工会議にも出席。この会議のときは、下請けの大工さん(社員ではないが北辰住宅技研専属の大工さん)と、作業の進捗状況や施工方法の改善など、どんな小さな出来事なども職人や社員が、これらの情報を常に共用化できるように工夫を重ねています。
そして1日あけての社員会議であるため、大変であると思いますが、月末の大工会議との違いは、展示場の社員や営業職の意思疎通を図るため、この会議もきわめて重要です。

今日の会議で話した事は、≪小さなことに気が付く人になれ≫です。全ての社員がチョットしたほんの小さな事に気が付けば、それがもとの大きな失敗を未然に防ぐ事ができる。その小さな事が、お客様が求めるニーズになる。だから、現場作業の中でも、営業や業務、設計でも、その小さな事に気づいて、それに≪疑問を感じ工夫できる≫訓練をすれば、必ず自分自身のためになる。
結果はいつも、お客様は大いに喜ぶ。会社も本当によかったなと思う。それより何より、自分自身のためになり、精神的満足感に浸れる。

昨日MK邸に行ったとき、瓦のチョットした異変に気が付いた。大屋根部分は雪止め瓦が中間にも付くのが標準仕様なのに、これが付いていなかった。瓦施工が終わって1ヶ月チョットたっていたのに誰も気が付かないでいた。
木工事担当者(大工職)も、床や壁、天井辺りまでは真剣に目配りはするものの、屋根上の雪止め瓦まではなかなか気が付かない。ましては中間部分となると、無理も無いような気がする。

また、弊社の展示場の、エアコンのスイッチがついている問題も取り上げた。確かに昨日は湿度が高く、気温も34度位は上がったと思う。しかし「森林浴のできる家+全室床暖房」の家は、≪夏は我慢できる暑さ≫をすすめている。
展示場は39坪チョットではあるが、広い吹き抜けのLD=40畳相当の空間に12畳用のエアコン、2F二間続きの子供部屋に10用のエアコンが2台しか付いていない。展示場なのに、こんな小さなエアコンがたったの2台とは、ほとんどの人が驚きの声を上げます。

残暑厳しい中にあっても、弊社独自開発の≪空冷式省エネルーフ≫の焼け込まない屋根構造で、我慢できる暑さを営業が実践してもらいたかったのです。
誰しもが、暑ければ簡単にエアコンのスイッチを入れてしまう。そんな事はあたりまえの世の中ではあるが、我慢できる暑さは、体調にも環境にもすごくいい感じ。
一見ケチではあるが、これが広まれば省エネ貢献は大きい。こんな小さな気配りや、気遣いができる人を目指したいものです。

私は、常に社員や協力業者の職人さんにお願いしている。≪自分の家をつくるつもりで仕事をしてくれ≫それによって、必ずいい家ができ、お客様は感謝してくれる。職人は≪感謝される職人になろう≫が「森林浴のできる家+全室床暖房」がテーマであると確信している。

今日は、別のグループの懇親会にも7時半から出席しなければならないため、中途退席する。後は社員同士で打ち合わせなどしてくれると思う。
by hokushin-f | 2005-09-03 19:22 | 家つくりについて
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