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第2回の超長期住宅の申請が終わった。

応募事業提案名:建築物の外皮の温熱バリアを空気で形成する「空気断熱工法」

空気は地球の大気を形成する自然素材です。現在に於ける生命の多様性は、この空気層による地球の温熱バリアの存在無くしては有り得ないのではないでしょうか。
弊社で独自開発した、建築物の外皮の温熱バリアを空気で形成する「空気断熱工法」は、誰もが平等に恩恵を受けられる空気と、自然素材による空気層仕切り板を組み合わせ、建築物の外皮に「自然を取り込んだ温熱バリアの実現」に至っております。
①超長寿命住宅への提案として、空気による断熱工法を提案致します。断熱や気密数値を優先した、耐久年数の短い住宅の根本的改善が、無料且つ、その場で、いつでも使える空気の特性を活かす事によって、超長寿命住宅への実現に貢献できる技術となります。
例えば
・歴史上に存在した、古民家の耐久性に関する重要な要素。
1.耐久性の長い自然素材を使っている。
2.屋内に配管設備が無い。
3.断熱材を使っていない。
・上記の古民家を基本モデルにした「超長期に渡って持続できる家」の基本要素。
1.建築資材を耐久性の長い自然素材を選定する。
2.耐久性の短い部材は簡単に交換できる工夫をする。
3.断熱材や気密シートを排除して、空気と自然素材の空気層仕切り板を使って、建築物の外皮の温熱バリアを形成する。
 古民家の欠陥要素である「寒い家」を空気による温熱バリアで、快適性を維持しながらの耐久性、そして省エネ性、さらに健康面や精神安定効果などが実現できる。
②建築物の外皮の温熱バリアを空気で形成する「空気断熱工法」は、耐久性の短い断熱材や気密シートを全く使わない、これまでの「断熱施工の根底を覆す」省CO2断熱工法。
・在来軸組み工法に適応できる、「耐震気密エアパネル」「空冷ルーフパネル」を開発。既に120棟余の施工実績があり、CO2削減効果が実証されている。
・在来軸組み工法を得意とする、全国の工務店や建築会社で、即対応できる。
・同パネル製作には、間伐材が利用でき、森林組合や製材工場での製作可能。化学物質系断熱材の全面排除と、林業整備や地産地消型の過疎対策に貢献できる要素も併せ持つ。
③資源やエネルギーの浪費を極端に抑える、究極の省CO2技術の特徴。
・自給率100%の空気を利用する「空気断熱工法」は、資源やエネルギーの浪費を抑える他、劣化の無い空気の応用技術は、超長期住宅の実現に貢献できる。
・冬期に於ける断熱保温性能は、空気の粘性と摩擦抵抗によって対流放熱が起きない空気層と、空気の熱伝導率の低さから断熱保温性能を発揮する。
・夏期の蓄熱現象の抑止は、輻射熱による発熱が半減する空気特性から得る事ができる。断熱材の別称=熱伝播遅行型熱吸収材料の蓄熱現象状態を減少緩和ができる。
④建築物外皮の空気温熱バリア「空気断熱工法」のアピールポイント。
・冬期の断熱保温と夏期の輻射熱抑止は、空気が持つ特性を活かす環境技術。
夏期の蓄熱現象の改善は、ヒートアイランド現象と電力需要のピークを抑えられる為、地球温暖化防止に貢献。
・空気層による壁内結露の解消は、木質系の建築物の超長寿命化を実現。
空気の温度差による、湿度の増減変化に対応できる。平衡含水率を維持できる自然素材の選定によって、壁内結露が全く生じない断熱構造となる。
・化学物質文明による室内空気汚染の改善は、人体への有害物質負荷減少へ貢献。
重症の喘息患者が室内に入った直後「咳が止まる…」などの効果が見られる。さらに、朝目覚めた時「頭がスッキリする…」などの、精神安定効果が実感できるなど、数値では表すことのできない生態的評価を受けている。
・各種断熱材や気密シートの排除から、断熱材等の製造から廃棄までの資源やエネネギーの浪費を無くし、低炭素社会の構築へ貢献できる。
40坪程度の戸建の木造建築物に於いて、断熱材16~40㎥、気密シート400㎡の削減が実現できる。
by hokushin-f | 2008-09-13 18:41
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