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「ロハス」な感覚の家つくり

昨日、今日、明日と3連休になるため、展示場への来店されるお客様も、いつもの休日より多めになっています。
 先ほどお話したお客様にも、家は「誰のために誰がお金を負担して」建てるのかを話し合って見ました。

(お客様)
限られた予算で最高の家がつくりたい。そのために展示場をまわったり、いろいろな資料を集め、それなりに検討している。
(私)
お客様は家つくりにおいて、どこにポイントを絞っていますか? 例えばデザイン性やカラーコーディネイト。家の大きさや広さ、坪単価など、その他健康・省エネ・耐震・耐久性などの性能面などでしょうか?
(お客様)
もちろんそういう事全般に興味はあります。健康・省エネ・耐震・高耐久については、ハウスメーカーはじめ建築会社が研究しているのだから、ある程度は問題ないのでは?
 どちらかと言うと、やはり予算面が一番気になりますよね! そして広さも家族が、それぞれ余裕が持てた広さが確保できれば理想ですね。それと、デザインや間取りなんかも変わっているほうが面白いかもしれない。
(私)
 お客様が希望して、重点を置いているのは価格面と何となく大きめの余裕あるスペース、そしてデザインのほうに気持が向いていますね。
 確かにほとんどの人達が、広さや大きさ、明るくてきれいな家を希望されます。それに応えるのが家つくりをする我々の使命かな??? しかし、お客様の要求するニーズにあわせた家には問題はないのか? ここに問題がある。

 だから、あえてお客様に違った視点での家つくりを提案したいと思う。
≪最低限の修理費で100年以上持続できる家≫
≪老後自己防衛しながら一生住める家≫
 人にはそれぞれの事情が必ずある。子供たちや親の問題など様々ではあるが、当面の問題として大きなプレッシャーがかかってくる。
 しかし、ここでよく考えて見よう。歳を取ったら夫婦二人きりになる可能性はかなり高い。現実に高齢者世帯はどんどん増えていくばかりだ。高齢者になって高額のリフォーム費用を騙し取られた問題も報じられている。
 収入がなくなる高齢期に、修理費がいっぱいかかる高耐久住宅では大変な事になるのでは?  老後自分を守ってくれる家つくりの方法に是非興味を持っていただきたいと思います。

 「ロハス」の価値観を持ったら、賢い消費者になると思う。 ロハスとは、環境に配慮し、ゴミを少なくする努力や、物を長持ちさせる工夫。そして、省エネを自ら積極的に実行するなど、「森林浴のできる家+全室床暖房」の家の「環境にいい暮らしを心がける」まさに、ロハスの思考その物といえます。
by hokushin-f | 2005-09-18 18:28 | 「ロハス」な家つくり
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