2005年 11月 23日 ( 1 )

耐震強度偽造問題

耐震基準数値の26~56%とは、凄まじいばかりの計算数値を出したものである。建設業界のコストに対する過激の競争が、エスカレートして少しでも安く作らないと受注につながらない。としても、設計者の良心は仕事さえ貰えればいいと言う感覚が全てを優先してしまったのではないだろうか。

設計段階においても、施工段階においても検査の目をかいくぐって、とにかく検査さえパスして引き渡してしまえば、あとはお構いなしがこの業界の常識でもあったと言える。

震度5強で13棟倒壊の新聞の見出しは、そこに住む住民ばかりでなく、多くの人の恐怖を感じる。
現在の報道では姉歯事務所関与の建物に特定されているが、これほどひどくないにしろ、これに近い建物は無数に近いのではないかと思う。

 国土交通省は、構造計算書の偽造に関する問題で、該当する物件のうち船橋市と川崎市の2物件を公表した。その他の12物件については、11月17日午後より各特定行政庁から「危険性がある可能性がある」旨を所有者に対して連絡を始めている。今後、構造計算の再計算の結果や設計者・施工者からの報告も含め、危険性が明確になった時点(来週中を目途)で、同様に公表を行う予定。

今回公表した物件

船橋市の物件 「湊町中央ビル」 船橋市湊町2-14

川崎市の物件 「グランドステージ川崎大師」 川崎市川崎区中瀬3-21

11月22日 新建新聞社 メールマガジンから
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by hokushin-f | 2005-11-23 16:54